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あなたは会社員は本当に「安定」していると思いますか?
私も長年、会社員として働いてきましたが会社は各社員の持つ長所を活かし組織として仕事を行うことができるためフリーランスで働くより「安定」していることは間違いないと思います。ただし、インターネット等のデジタル技術が進歩した現代社会においては、一昔前より会社員とフリーランスで「安定」の差は小さくなってきているように思います。
そこでこの記事では、現代社会において会社員は本当に安定しているのか深堀します。
この記事を参考にして「会社員」が本当に安定しているのか理解できれば、本当の意味で安定した働き方ができるはずです。
1.会社の存在とは?

私は長年、会社員として働いてきたがフリーランスとして働く発想は持てなかった。そういう選択肢があることは知っていたが、自分には絶対に無理だと思い込んでいた。私の両親は自営業を営んでいたのにも関わらずだ。この両親のもとで育ったらフリーランスになることに抵抗がないように思うがなぜか自分には無理だと思い込んでいたのだ。どうしてか?私は収入が「安定」してもらえる状況で働きたいと思っていたためだ。会社員を選択する理由は人それぞれ異なると思うが、理由の一つとしてフリーランスになったり起業したりすると収入が不安定となるから、安定した会社で働きたいからと答える人が多いのではないかと思う。しかし、会社員とは本当に安定した存在だろうか?次に会社員とフリーランスの安定性について比較する。
2.会社員とフリーランスの「安定性」を比較

会社員がフリーランスより優位な点は主に次の3つである。
- ①会社員の方が収入を安定的に得られる
- ②会社員の方が常連の顧客を確保できている
- ③会社員の方が組織の仲間と協力して仕事ができる
①について収入の額は別としてこのことは最大のメリットであると言える。
また、②については安定した収入にもつながると思うが、会社は常連の顧客を確保できており、キャッシュフローが途絶えることがなく新入社員であっても安定して給料を受け取ることができるのである。一方、フリーランスはビジネスを始めてから常連の顧客を獲得できるまで時間がかかり、それまでの間、キャッシュフローが途絶える危険性があり収入を安定的に確保することは難しいのだ。
更に③については会社員は組織の仲間と協力して仕事ができるため、もし1人の社員がミスをしてもも他の社員でカバーできる点で会社員にかかるリスクが低いといえる。
では次に①②③の各々について会社員の方が本当に安定していると言えるのか深堀する。
3.「会社員の方が収入を安定的に得られる」は本当か?

「会社員の方がフリーランスより収入を安定的に得られる」は本当なのだろうか?ここで、先ほど会社員は収入を会社から安定的に得ることができると述べたが、会社自体には収益の波がないのだろうか?会社員は普段、あまり感じないかもしれないが、会社が得る収益は時期により波があるはずである。このため、会社員がもらう給料は本来、時期により波があるはずである。例えば農家が収穫時期に収入が入り、それ以外の時期は収入が入らないと同じだ。会社は年間の利益を月平均して会社員に給料を払っているにすぎないのである。
4.「会社員の方が常連の顧客を確保できている」は本当か?

「会社員の方がフリーランスと比べて常連の顧客の確保ができている」は本当なのだろうか?確かに会社特に大企業や老舗企業には常連の顧客が多くおり、フリーランスより優位であることは間違いない。しかし、現代社会においてはインターネットやSNS等の発達より、個人でも常連の顧客を確保できる機会が多くあると考える。よって、常連の顧客の確保の優位性において、会社員とフリーランスで一昔前と比べてそこまで差がなくなったように感じる。
5.「会社員の方が組織の仲間と協力して仕事ができる」は本当か?

「会社員の方が組織の仲間と協力して仕事ができる」は本当か?確かに、会社には複数の会社員が働いており、フリーランスよりも協力して仕事ができるように思われる。しかし、フリーランスがインターネットやAI(人工知能)等をうまく活用して仕事を他者に委託できれば、フリーランスが一人で仕事をすることはなくなり、仮想の組織として仕事に取り組むことが可能である。よって、現代社会においては、組織の仲間と協力して仕事ができる点において会社員がフリーランスよりも優位差がなくなっていると思う。
6.まとめ

以上より、現代においては会社員とフリーランスの「安定」に対する差はかなり少なくなったように思う。しかし、私は安易に脱サラを人に勧めるつもりはない。なぜなら会社員として働く方が性に合っている人も大勢いると思うからである。私がこの記事で言いたかったのは、会社に安定を期待してはいけないということなのである。私は世の中の出来事や現象は波のようにリズムをとっていると思う。毎日、日の出、日の入りがあり、春夏秋冬があるように。波(=リスク)のない「不自然な安定に執着しすぎると目の前のチャンスの波にのれない」かもしれないと思うのである。
以上
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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