【技術士二次試験：機械設計】リサイクル設計において配慮すべきことは？

　昨今は循環型社会および低炭素社会への転換が求められるようになり、特に「循環型社会形成推進基本法」（平成13年1月施行）においてリサイクル等が求められています。

　私は機械技術者として25年以上働いており技術士一次試験にも合格しておりますが、「リサイクル設計」の活用は地球温暖化問題の対策として基本的なアプローチであると考えます。　

　そこでこの記事では、「リサイクル設計」における配慮すべき事項を述べます。

　この記事を参考にして「リサイクル設計」の配慮事項が理解できれば、技術士二次試験に合格できるはずです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

1.リサイクル設計を実施する場合に配慮すべき項目

リサイクル設計を実施する場合に配慮すべき項目を３つ挙げる。

• ①構造の単純化
• ②使用材料の統一性
• ③解体、分解の容易性　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

2.配慮項目の具体的内容

上記１．で挙げた配慮すべき項目について各々具体的な内容を述べる。

• ①構造の単純化
  　部品点数の削減 、及びモジュール化（最終製品を構成する部品の一部を組み合わせて
  ユニット化し、一つの製品ユニットとして再定義すること。）を行うことなどである。
• ②使用材料の統一性
  　プラスチック部に金属を挿入しない等ことや、再利用できる材料、部品を採用すること
  などである。
• ③解体、分解の容易性
  　材料の接合を接着剤からネジ止めへ変更を行うことや、ユニットを再利用できる分離
  可能な構造とすることなどである。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

以上

最後まで読んで頂きありがとうございます。
皆様のキャリアップを応援しています!!