【社会人向け】ピンチをチャンスに変える考え方とは?

  • 多くのピンチが同時に起こってしまい不安・・・
  • 多くのピンチが同時に起こる理由が分からない?
  • 多くのピンチが同時に起こることのメリットを分かりやすく教えて!

あなたは複数のピンチが同時に起こったことがありますか?

 私は過去に仕事において複数のピンチが重なったことがありました。私は過去に転職した経験がありますが、転職する前に複数のピンチが同時に起こりました。その時は、なぜ自分ばかり不運なことが起こるのか嘆きましたが、ある時、シンクロしたピンチをチャンスと捉える気付きを得ることができました。 

 そこでこの記事では、ピンチをチャンスに変える考え方について述べます。

 この記事を参考にしてピンチをチャンスと捉える考え方ができれば、チャンスを掴み好転の波に乗ることができるはずです。

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目次

1.ピンチに至る経緯について

2つの進路・ターニングポイント

 私は過去に人生の岐路に立ったことが何度かあるが、転職もその1つである。私は1度転職をした経験があるが、前職に就いている時は何となく定年まで働くのではないかと考えていた。しかし転職するきっかけとなった出来事が突然やってきたのである。正確には突然ではなくそれまでに伏線があったのだが最初は正直受け入れることができなかった。なぜなら前職では20年以上働いており慣れ親しんだ職場から離れることは、これまで辛いことや苦しいことを我慢してきたことが全て無駄になるように思えたからである。一方、以前からこれ以上この仕事を続けて自分にとって何の「意味がある」のかという思いも抱えており、「好奇心」のない仕事を辞めれるかもしれないことに期待したのである。

2.ピンチをチャンスと捉えた理由とは?

理由があります

 このように複雑な心境であったが結局辞めることを選択したのだが、なぜ辞める決断をしたのか理由は次のとおりである。

【辞めた理由】

  • ①仕事内容でどうしてもそれをすることに抵抗があったものがあり、「こんなことをするために自分の貴重な時間を使って働いているのではない」という思いを強く抱くようになった。
  • ②好奇心が持てない仕事をもうこれ以上我慢してしたくない。
  • ③辞める直近の数年間に超多忙な環境を乗り切ったことで達成感を感じていた。
  • ④辞める直近の数年間に超多忙な働き方をしてしまい心身が疲弊していた。
  • ⑤価値観の全く異なる上司の下で働くことになり、疲弊した心身が耐えられるか不安だった。
  • ⑥偶然起きたトラブルで上司から理不尽な罵倒や叱責を受けた。
  • ⑦上司と同僚との対立をくだらないと感じ板挟みになることに嫌気がさした。
  • ⑧先の読めない道に進むことに「ワクワク」を感じた。 

 上記①~⑧のタイミングが「偶然」重なったことで私は前職を辞める決心が付いたのである。よく考えてみると①~⑧を各々単独で見ればピンチに感じてしまう。しかし、偶然起きたピンチのタイミングが一致することでこれは人生を好転させるためのチャンスと感じることができたのである。

3.ピンチを不安に感じてしまった理由とは?

頭を抱えて座っているジャケット姿の女性

 ただし、チャンスと捉えて転職という人生の方針転換するには不安があったのも事実である。例えば下記⑨~⑪は私が抱えた不安であった。

【不安に感じたこと】

  • ⑨これまで我慢してきた時間が無駄になってしまう。
  • ⑩現在得られている収入が減ってしまう。
  • ⑪慣れた親しんだ環境から新しい環境に適応できるか不安である。

 そこで私は不安を軽減するために前職のスキル・経験を活かせる仕事を選択したのだ。いわゆる「軸ずらし転職」である。人生が好転することはよいことだが急激な変化は避けたいと考えたからである。この軸ずらし転職をすることで、スキル、経験及び収入に対する不安が軽減されたことも転職を決断する後押しなったことも事実である。

4.ピンチをチャンスに変えるタイミングを見極めよう!

アナログ腕時計の文字盤

 また、「今」が行動を起こすタイミングかどうか見極める方法として次のことを自問自答してみることをお勧めする。

  • ⑫早く行動した方がよかったのか?
  • ⑬今行動した方がよいのか?
  • ⑭来年行動を計画した方がよいのか?

 私は上記⑫~⑭について整理してみたのである。この整理をしたことで転職するタイミングが今であることが腑に落ちたのである。それは自分の心身の状態と上司の存在であった。具体的な理由を下記に挙げる。

【行動を起こすタイミングであることが腑に落ちた理由】

  • ⑮心身が疲弊しこれ以上無理をすれば大病を患うかもしれないという危機感を抱いていた。
  • ⑯価値観が全く異なる人が上司になった場合、私は仕事を続けることに我慢できない。
  • ⑰最後の上司は、私と価値観が全く異なり、かつ退職まで残り数年であったこと。 

 ここで、もし神様がおられて私を前職の仕事から「今」辞めさせたいと考えるならば①~⑧のタイミングを「今」シンクロさせることが最も都合がよいと思ったからなのである。

5.ピンチで思考停止にならないことが大事!

ピンチをチャンスに変える

 ピンチになった時にそれを好転のチャンスと捉えることはなかなか難しいと思う。しかし幾つものピンチが偶然シンクロすれば、その状況を変えないと大変なことになるという最終警告ではないかと思うのである。上記は私の転職を経験した例にピンチをチャンスに変えることの大切さを述べてきたが、決して安易に転職を勧める気はない。転職には次のようなデメリットがあるからである。

【転職のデメリット】

  • 会社で築き上げてきた信頼関係を手放さなければならい。
    信頼関係は一朝一夕には築けない
  • 会社の幹部(中心社員)になれる可能性がなくなる。
    (幹部になれば主導権を握ることができ主体的に仕事ができる)

 上記のようなデメリットを受け入れられないのであれば転職した後で後悔することになると思う。
 私がここで主張したかったのは、好転するチャンスはピンチのように見える場合が多く、もう駄目だと思考停止にならずチャンスの芽を発見しようとする姿勢が大事なのである。そのためには現状をありのままに受け入れることである。好転する機会は突然やって来るものである。その時にこの機会は自分や周囲にとってどういう意味があるのか正確に把握できるように日頃の習慣が大事であると感じる。

6.まとめ

【ピンチをチャンスに変える考え方】
  • 幾つものピンチが偶然シンクロすればそれは必然であり、その状況を引き寄せた自分の考え方を変えない限りピンチは永遠に繰り返されるという警告である。
  • 好転するチャンスはピンチのように見える場合が多く、あきらめて思考停止にならずチャンスの芽を発見しようとする姿勢が大事好転するチャンスはピンチのように見えることが多く、あきらめて思考停止にならずチャンスの芽を発見しようとする姿勢が大事
  • 「今」が行動を起こすタイミングかどうか見極める方法として次のことを自問自答してみる。
    ・早く行動した方がよかったのか?
    ・今行動した方がよいのか?
    ・来年行動を計画した方がよいのか?

最後まで読んで頂きありがとうございます。
皆様が充実した人生を送れるよう応援しています!!

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