品質工学は、アメリカでは特に創始者である田口玄一の名前をとりタグチメソッドと呼ばれています。品質工学は主に次の3種類に分類できます。
- ①実験計画法を基礎としたパラメータ設計(=オフライン品質工学といわれる)
- ②工程管理のためのオンライン品質工学
- ③多変量解析に対応したマハラノビスータグチ(MT)システム
ここでは、品質工学とパラメータ設計について説明します。
目次
1.品質工学の基本的な考え方とは?
品質工学は主に次の3種類に分類できる。
- ①実験計画法を基礎としたパラメータ設計(=オフライン品質工学といわれる)
- ②工程管理のためのオンライン品質工学
- ③多変量解析に対応したマハラノビスータグチ(MT)システム
ここでは①について説明する。
品質工学では意図的に制御不能な要因を取り入れ、その中で最適化を図る。この意図的に取り上げる制御不能な要因を誤差因子と呼ぶ。また、品質工学の特徴として次の点がある。
- 他分野の方法論を重ねる(SN比や直交表等)
- 機能のばらつきを問題にする
- 意図的なばらつき要因の採用
2.パラメータ設計(ロバスト設計)とは?
意図的に取り上げる制御不能な要因を誤差因子に対して、再現性、安定性、頑健性を設計段階で担保することからパラメータ設計をロバスト(=頑健)設計と呼ばれる。
以上
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