【技術士二次試験:機械設計】コンピュータシミュレーションにおける「V&V」の実施方法とは?

  • コンピュータシミュレーションにおける「V&V」の実施に不安があるけど・・・
  • コンピュータシミュレーションにおける「V&V」の実施方法の内容がよく分からない?
  • コンピュータシミュレーションにおける「V&V」の実施方法を分かりやすく教えて!

 「V&V」とは「検証(Verification)」と「妥当性確認(Validation)」のことであり、分析・設計・開発・製造などの過程(プロセス)が正しく行われ、その結果として最終製品(アウトプット)もまた正しく作り出されているかについて、2つの視点から評価することですが、正確に理解できていないケースは多いです。

 私は機械技術者として25年以上働いており技術士一次試験にも合格しておりますが、コンピュータシミュレーションにおいて「V&V」は重要であると考えます。 

 そこでこの記事では、コンピュータシミュレーションにおける「V&V」の実施方法について解説します。

 この記事を参考にしてコンピュータシミュレーションにおける「V&V」の実施方法が理解できれば、技術士二次試験に合格できるはずです。

<<コンピュータシミュレーションにおける「V&V」の実施方法について今すぐ知りたい方はこちら

目次

1. 「V&V」の定義

 「V&V」の定義を以下に述べる。

  • 検証(Verification)
    解析が計画通りに正しく行われたことの確認
  • 妥当性確認(Validation)
    解析結果が意図した用途に適用できることの確認

2. 「V&V」の実施方法

「V&V」の実施方法を以下に述べる。

  • ①実体を把握
     解析対象を明確にする。
  • ②言語による記述
     実体に対して「解析仕様書」を作成する。
  • ③理想化
     「解析仕様書」をもとに「解析計画書」を作成する。
  • ④解析モデル
     「解析計画書」をもとに「解析モデル」を作成する。
  • ⑤解析結果
     シミュレーション結果を「報告書」にまとめる。

3.まとめ

【設計審査、設計検証、設計の妥当性確認の違い】
  • 「V&V」の定義:
    ・検証(Verification)
    ・妥当性確認(Validation)
  • 「V&V」の実施方法
    ①実体を把握
    ②言語による記述
    ③理想化
    ④解析モデル
    ⑤解析結果

以上

最後まで読んで頂きありがとうございます。
「機械設計」に関する他の記事も多数ありますので是非ご覧ください。

 また、「キャリアデザイン」設計についてサポートサービスも行っていますのでご興味がありましたら併せてご覧ください。
 皆様のキャリアアップを応援しています!!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次