- 「課題」が沢山あり過ぎて解決できるか不安・・・
- 「課題」がなぜ減らないのか分からない?
- 「課題」が多く存在する理由を教えて!
課題とは解決すべき問題ですが世の中には多くの課題が存在し、課題の数だけ仕事が存在します。課題の意味を考えずただがむしゃらに処理し疲弊してしまうケースは非常に多いです。
私はよく多くの課題をこなすことの無意味さを感じながら仕事をしていましたが、最近、人が課題を設定するのには以外な動機があるのではないかと考えるようになりました。
そこでこの記事では、人が課題を設定する意外な動機について深堀します。
この記事を参考にして、与えられた「課題」の意味を考えるようになると、気持ちに余裕を持って軽やかに仕事に取り組むことができるはずです。
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1.課題をこなす前に立ち止まって考える

課題とは「解決しなければならない問題」であるが、世の中には様々な課題が存在している。例えば、仕事を課題の一種と捉えると世の中には仕事の数だけ課題が存在することになる。私は会社員として働いているが、過去に処理しきれない程の課題を上司から与えられていたことがあり、当時は「こんなに沢山の課題を解決することに何の意味があるのだろう」と思いながら仕事をしていた。与えられた課題には解決する意味がないと感じられるものがあり、課題を解決しようとする行為が無駄に思えたのだ。しかし、よくよく考えて考えてみると多くの課題を創りたがる人の動機は何だろうか?疑問が湧いてきたのである。なぜなら私は課題が少しづつ無くなっていくことが社会環境がよくなることに繋がると考えていたからである。私には課題を創る行為はまるで社会環境を悪化させているように映ったのである。

多くの課題を創るることに何の意味があるのかな?
2.多くの社会問題あるから課題が存在するの?

課題を設定する理由についてまず思い浮かぶのは、現代には多くの社会問題があるからとする理由ではないだろうか?確かにこの理由は説得力があるように思うかもしれない。しかし、よくよく考えてみえ欲しい。現代社会において、生命に関わるような重大な問題は100年前の時代に比べると格段に減少しているのは明らかである。例えば日本人の平均寿命を比較すると2019年は男性が81.41歳、女性が87.45歳(「健康寿命の令和元年値」厚生労働省により)であるのに対して江戸時代の平均寿命は32~44歳(「寿命図鑑」より)となっていることから分かる。また、生産効率もテクノロジーの発達により100年前よりはるかによくなっているはずである。それは、100年前に自動車やパソコンが無かったことから容易に推測できる。故に本来、100年前より解決すべき課題が少なっていてもおかしくないはずである。ゆえに多くの課題を設定する理由が多くの社会問題が世の中にあるからという理由は、根本的な理由ではないように思う。では多くの課題を設定する根本的な理由は何だろうか?
3.課題を設定する本当の理由とは?

私は、多くの課題を設定する根本的な理由は、「退屈な人生を避ける」ためではないかと考えるのである。みなさんはこの考えを聞いてどう思うだろうか?そんなくだらない理由であるはずがなく、読者を馬鹿にするのかと思われた方がいても当然であると思う。しかし、冷静に考えて欲しい。もう少し問いを続けてみたい。例えば、私がある医者に対して「沢山の職業の中から医者を選択しようと思ったのはなぜか?」と尋ねたらなんて答えるだろう。おそらく「他の職業には興味がなく医学に興味があったから」と答えるだろう。では更にその医者に対して「興味がないことを仕事にしなかったのはなぜか?」と尋ねたら、おそらく「人生がつまらなくなるから」と答えるのではないだろうか。では更に「つまらない人生はなぜ嫌なのか?」と尋ねたら「人生が退屈なものになってしまうから」と答えるのでないかと思うのである。どうだろうか?このように問いを繰り返していくと医者という職業を選んだ根本的な理由が「退屈な人生を避けるため」ということに行き着いたのである。この例は極論かもしれないが「多くの課題を設定する理由が退屈な人生を避ける」ためということも一理あると思うのである。

課題がないと退屈かもしれないね
4.人生の苦痛とは?

最後に、退屈だから仕事をするという考えは一見すると仕事を軽視しているように聞こえる。しかし私は決して仕事を軽視するつもりはない。家族や社会のために仕事を通じて貢献することは価値のあることだと思う。私がここで言いたかったのは「退屈な人生」というのは人にとって最も避けなければならない苦痛であり、この苦痛から解放される課題すなわち仕事を選択することが大切だと言いたいのだ。あなたがもし今、退屈を感じるのであれば、その原因が自分自身に合った課題を設定できていないことであるかもしれない。

退屈は苦痛だよ!!
5.まとめ
最後まで読んで頂きありがとうございます。
皆様が充実した人生を送れるよう応援しています!!
暇な時間を作って「自分が何が欲しいのか、何を求めているのか、をとことん考えたり感じたりする」を推奨します。これはキャリアデザインの設計するプロセスの中にあります。ライフ・ミッション・ゼミではキャリアデザインのサポートサービスを行っていますので参考にしてください。
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