- 「SSD(物体検出)」について学びたいけど理解できるか不安・・・
- 「SSD(物体検出)」を使うメリットが分からない?
- 「SSD(物体検出)」を体系的に教えて!
「SSD(Single Shot Detector)」はone-stageの手法であるため、計算コスト、学習時間を抑えられる物体検出モデルですが、よく理解できないケースが非常に多いです。
私は過去に基本情報技術者試験(旧:第二種情報処理技術者試験)に合格し、また2年程前に「一般社団法人 日本ディープラーニング協会」が主催の「G検定試験」に合格しました。現在、「E資格」にチャレンジ中ですが3回不合格になり、この経験から学習の要点について学ぶ機会がありました。
そこでこの記事では、「SSD」を学習する際のポイントについて解説します。
この記事を参考に「SSD」が理解できれば、E資格に合格できるはずです。
1.SSD(Single Shot Detector)の概要

引用元:https://arxiv.org/pdf/1512.02325.pdf
2.SSDのネットワーク構造
2.1 特徴マップからの出力

マップの中の1つの特徴量における1つのDefault Boxについて
出力サイズ #Class +4
↑
オフセット項 Δx,Δy,Δw,Δh
マップ中の各特徴量にk個のDefault Boxを用意する時、
出力サイズ k(#Class +4)
更に、特徴マップのサイズがm×nであるとすれば、
出力サイズ k(#Class +4)mn
↑ ↑
特徴マップごとに
用意するDefault Box数
SSDにおけるオフセット項の注意
x=x0+0.1×Δx×w0 w=w0×exp(0.2×Δw)
y=y0+0.1×Δy×h0 h=h0×exp(0.2×Δh)
2.2 その他の工夫
多数の Default Box を用意したことで生じる問題への対処
NonーMaximum Suppression
Hard Negative Mining

2.3 損失関数

3.実験結果

引用元:https://arxiv.org/pdf/1512.02325.pdf
- 上表の説明
・各セルの値はmAP(mean Average Precision)を表している。
・テストデータ:VOC2007 test、VOC2012 test、COCO testーdev2015
・訓練データ:07+12、07+12+COCO、trainval35k
・IoU(Intersection over Union)の閾値:0.5、0.5:0.95、0.75
- COCOではBB(Bounding BOX)位置の精度を重視した指標も用いられている。
- 入力の解像度は精度に影響する。
- SSDは小さな物体の検出を苦手とすることが予想される。
4.SSDの進化の過程
- ①SSD:Single Shot MultiBox Detector
- ②DSSD:Deconvolutinal Single Shot Detector
- ③Extend the shallow part of Single Shot MultiBox Detector via Convolutional Neural Network
- ④Single-Shot Refinement Neural Network for Object Detection
5.まとめ
最後まで読んで頂きありがとうございます。
皆様のキャリアアップを応援しています!!
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