- 「過去の失敗」をしっかり学べるか不安があるけど・・・
- 「過去の失敗」を学んで結果を予測するために実施すべきことが分からない?
- 「過去の失敗」を学んで結果を予測するために実施すべきことを教えて!
失敗をした際、具体的な方策を施さず注意を喚起するだけの精神論は何の意味も持ちません。「人は誰でも間違える」を認め、人が犯すミスを仕組みでカバーすることが大切であると考えます。
私は機械技術者として25年以上働いており技術士一次試験にも合格しておりますが、過去の失敗を仕組みで解決することは大切であると考えます。
そこでこの記事では、過去の失敗を学んで結果を予測するために実施すべきこととその留意点について述べます。
この記事を参考にして、過去の失敗を学んで結果を予測するために実施すべきことが理解できれば、技術士二次試験に合格できるはずです。
<<過去の失敗を学んで結果を予測するために実施すべきことを今すぐ見たい方はこちら
目次
1.過去の失敗例
CADによる製図作業において、寸法を明示していない部材の実寸法が誤っていたため、そのCADデータを使用して加工した部材が使用できなくなってしまった。製図作業当時は繁忙期であり、かつ製図作業を行っていた製品は普段よく使うものとは違い特異なものであった。
2.失敗を回避するために実施する項目及び留意点
失敗に関する知識を共有することの重要性が認識され、失敗についての様々なデータベース作成とその利用が叫ばれるのに、いっこうに使われていない。この課題を解決するために実施する項目を次に挙げ、留意点を記述する。
- ①失敗情報の知識化
データベースが作成されない原因として失敗の知識化が行われていないことがある。知識化とは短い文章で記述したり本質的なことだけを記した図で示すことであり、失敗の情報を吸収できるような形にまで処理することが必要である。 - ②失敗に至る脈絡の明確化
作成したデータベースが使われない原因は常に失敗などは結果だけが表現され、その事象・原因・対策が記述されるが、そこに至る脈絡が記述されていないからである。人は理解しなければ失敗知識を使うことはできない。結果だけが表現されていても理解はできない。失敗に到る脈絡(どのようなことに迷い、どのようなことを試し、どのような失敗をしたかについての記述)が記述されていてはじめて理解することができる。それにはまず事象・経過・原因・対処(その失敗の進行にどのように対応したか)・総括などの項目に従って記述することが必須である。そしてこれらを知識化する必要がある。更にこの失敗に対して行った対策・失敗の起こった背景・この失敗に関しての後日談、またこの失敗に関連して思い浮かんだ四方山話などを記すことが非常に有効である。
3.まとめ
以上
最後まで読んで頂きありがとうございます。
皆様のキャリアアップを応援しています!!
また、「キャリアデザイン」設計についてサポートサービスも行っていますのでご興味がありましたら併せてご覧ください。
コメント