- 「設計審査会(DR)」の運営に不安があるけど・・・
- 「設計審査会(DR)」を効率的に運用する方法が分からない?
- 「設計審査会(DR)」を効率的に運用する方法を教えて!
「設計審査会(DR:Design Review、デザインレビュー)」を効率的に運営するためには、事前に準備すべきドキュメント類、DR開催中の留意事項、並びにDR終了後のフォロー事項など様々な工夫が必要ですが、ポイントが曖昧でDRを効率的に行えていないケースは非常に多いです。
私は機械技術者として25年以上働いており技術士一次試験にも合格しておりますが、設計ミスを繰り返すうちにDRを効率的に運用する大切さを実感しております。
そこでこの記事では、「設計審査会(DR)」を効率的に運営するためのポイントを解説します。
この記事を参考にして「設計審査会(DR)」を効率的に運営するためのポイントが理解できれば、技術士二次試験に合格できるはずです。
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目次
1.設計審査会(DR)を効率的に運営するためのポイント

- ①事前準備(基準や課題の明確化)
- ②DR開催中(検討項目の明確化)
- ③DR終了後のフォロー(分解された開発目標値の更新)
2.上記ポイントの具体的な内容

- ①事前準備(基準や課題の明確化)
基準に照らし合わせて、適合するか不適合か、何が課題でどのように対処するかが焦点となる。このため、基準や課題を明確化し、審査側(有識者)へ事前に伝えておくことでDRの効率化が図れる。 - ②DR開催中(検討項目の明確化)
DRでは、設計者が設計項目と達成レベルを報告し、第三者を交えてあらかじめ設定した判断基準を満足することを点検・審議し、次のフェーズに進んでも良いことを判断する。限られた審議時間で適切な判断を下すには、議論が必要な項目とその解決状況をコンパクトにまとめて一覧できるQFD(品質機能展開)が有効である。展開表により、各フェーズで重点的に検討すべき事項が明確となり、顧客要求とプロセスの関連性を視覚的に確認することができ、DRを効率化が図れる。 - ③DR終了後のフォロー(分解された開発目標値の更新)
開発を進めていかないと目標に関係する設計変数や工程変数が分からない場合がある。製品に対する要求値がシステムの開発目標値から定められた場合には、システムの開発初期においては製品に対する要求値を全て詳細に定めることができず、システムの開発評価が進んだ段階で初めて製品への要求値が数値化できる場合もある。このため分解された開発目標値の更新を適切に行ってフォローすることでDRの効率化が図れる。
3.まとめ
以上
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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