【技術士二次試験:機械設計】バスタブ曲線(故障率曲線)の特徴とは?

  • 「バスタブ曲線(故障率曲線)」の理解に不安があるけど・・・
  • 「バスタブ曲線(故障率曲線)」の特徴がよく分からない?
  • 「バスタブ曲線(故障率曲線)」の特徴を分かりやすく教えて!

 機械や設備の故障率は時間とともに変わります。時間と故障率の関係を「バスタブ曲線(故障率曲線)」と呼びます。機械設計の基礎知識ですが案外理解していないケースは非常に多いです。

 私は機械技術者として25年以上働いており技術士一次試験にも合格しておりますが、「バスタブ曲線」の理解は重要であると考えます。 

 そこでこの記事では、「バスタブ曲線」の特徴について解説します。

 この記事を参考にして「バスタブ曲線」が理解できれば、技術士二次試験に合格できるはずです。

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目次

1.故障率の定義

故障率の定義は下記のとおりである。

故障率=故障数/時間

2.バスタブ曲線(故障率曲線)の特徴

 バスタブ曲線(故障率曲線)の特徴は以下のとおりである。

バスタブ曲線(故障率曲線)
バスタブ曲線(故障率曲線)

  • ①初期故障期
     機械・装置の機器の使用開始直後は、製造上の欠陥によって初期故障が発生する可能性がある。時間とともにこれらの故障は取り除かれる。一般に約1年間とされている。
  • ②偶発故障期
     製造欠陥による故障は時間と共に減衰するが、軽微な欠陥は依然として残るので偶発的に故障が発生する。
  • ③摩耗故障期
     一定期間経過後は、構成要素の劣化が始まるために、故障率が時間とともに増加する。

3.まとめ

【「バスタブ曲線」の特徴】
  • 故障率の定義
    故障率=故障数/時間
  • バスタブ曲線(故障率曲線)の特徴
    ①初期故障期:製造上の欠陥によって初期故障が発生する可能性がある。
    ②偶発故障期:軽微な欠陥は依然として残る。
    ③摩耗故障期:構成要素の劣化が始まる。

以上

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